今日は先日仕入れたケニアAA-TOPのハンドピック。
一万円分仕入れて5時間以上かけて約1000円分を弾く。
仕方のない事なんですけどちょっと切ない。
これで480g。
全部欠点豆として弾いたものです。
これだけやっておけば焙煎後は焙煎中に貝殻になった豆と色付きが悪い物、割れて見た目が悪い物だけなので数粒弾くだけで済みます。
せっかく海を渡ってここまで来た物ですがどうしても必要な作業です。
焙煎後ピックだけなら虫食いも見えないですし弾く量と時間は10分の1かからないでしょうね。
今扱ってる豆でハンドピックが大変なのはこのケニアと
コスタリカサンタロサ、コロンビアティピカ。
コスタリカサンタロサは製法がナチュラルなので選別の工程が減ってしまい
どうしても欠点豆が増えてしまうデメリットがあります。
ティピカは原種と呼ばれ、品種改良がされていないので収穫量も少なく
欠点豆の混入も多いのですが優れた風味があります。
ケニアはしばらくの分は確保できたので
ちょっと落ち着いたらコスタリカサンタロサのハンドピックの続きを始めます。
コロンビアティピカはもう全てハンドピック済みですが大分在庫が減ってきました。