さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

ベルリナ農園 ゲイシャウォッシュドの取り扱い開始致しました。

はいどーもです。

 

ベルリナゲイシャが到着致しました。

とりあえずハイロースト手前まで焼いてテストカッピング。

もっと酸味が出てるかなと思いましたが

フローラルとクリーミーな感じで酸味ではなく甘みがポイントでした。

アウロマールより焙煎の幅が広いので

ミディアム、ハイ、シティロースト位が良さそうですね。

酸味重視ではないので浅煎りが特にお好きな方以外には

オススメ焙煎度にはしないですかね。

ゲイシャは浅煎りでしょという方もいらっしゃいますので

ご希望があればお申し付けくださいね。

 

私が扱ってるコロンビアのゲイシャをより上質にしたような感じです。

じゃあコロンビアのゲイシャでもいいじゃんって感じですが

そこまでこだわらなければそうかもしれません。

ただ折角の機会なので一度は有名なベルリナゲイシャを試してみるのも

良いと思いますよ。

数年前にベルリナの若い木から採れたベイビーゲイシャと言う豆が

少し安価に出回りましたがそれよりかはずっと良い豆です。

エチオピアゲイシャは個人的にはあんまりゲイシゲイシャしてないので

普段使いできる価格ですが取り扱う予定は今の所無いです。

折角ゲイシャを提供するのならゲイシャらしい特に良いものを提供したいので。

 

続きましてはアウロマールとベルリナゲイシャの生豆の比較。

上がアウロマール、下がベルリナです。

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上のアウロマールはナチュラルプロセスなので少し茶色がかった濃い緑ですね。

茶色にも色々な呼び方があって

日本の伝統色の呼び方に合わせれば

利休茶とかそういう色が近いかなと思います。

生豆としてはとても独特な色ですね。

特徴のあるゲイシャらしい形をしています。

チャフも最初からほとんど取れていて

焙煎後の排出も凄く少ないです。

 

 

下のベルリナの方は水洗式のフリーウォッシュドなので色は薄め。

生豆の香りは強く、申し分なし。

クエーカーと呼ばれる色づきの悪い豆と割れ豆が少し見受けられましたので

生豆の時点でしっかり選別しないといかんですね。

結構なお値段ですので

もうちょっと揃っていても良いんじゃないかなと言う感じです。

アウロマールが凄すぎるだけなんですけど。

 

自分で焙煎する方ならわかると思うんですが

アウロマールの方は袋から出したままの未選別であの状態です。

この状態の良さと選別の凄さは尋常じゃないです。

我ながら何回ハンドピックしたのこれって言うレベル。

 

取り敢えずテスト焙煎分は同梱じゃなければ

おまけとしてベルリナの方をサンプルを入れられますので

ちょっと飲んでみたいという方は何か単品で注文してみてください。

ベルリナやアウロマールのゲイシャを

1380円送料込みの豆におまけで入れるバカは日本で間違いなく私だけでしょう。

なんでこんな凄い豆を入れるかと言うと

昔よく買っていたMOKICHI珈琲と言う焙煎屋さんが

エスメラルダのゲイシャをおまけに入れてくれたことがあって

一番廉価な1500だったのですが凄く嬉しかったんですよね。

私も値段にこだわらず良いものがあれば私も見習おうと。

流石にゲイシャは一度だけだったので

私も買ったけどゲイシャ入ってなかったとか

そういう事は言っちゃ駄目ですよ。

普通はこんなお豆をおまけに入れないですからね。

 

あそこのご主人も私と同じ名字で

お名前も店名とは違うお名前なのでどんな由来なのかは想像がつきませんが。

今はこうやって自分で焙煎するので買うことはなくなりましたが

とても好きなお店です。

深煎りに関しては色々と勉強させていただきました。

こういう良いお店と出会えたことが今の自分に繋がっています。

深めの焙煎がお好きな方は一度是非。

 

最後は自分の宣伝ですら無くなりましたが

私のベルリナゲイシャとMOKICHI珈琲、是非是非。