さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

販売再開のお知らせとほぼ旅ブログ

はい毎度です。

出張終わって帰ってきたので

早く告知したかったのですが

帰ってきてからも忙しくて

ブログ書くの遅くなってしまいました。

販売は再開してるので再開後はちょっと間が空いてから

注文を頂きました。

 

出張で行った人生始めての岐阜は仕事とホテルの往復だけで

面白くもなんとも無い毎日でした・・・

 

違う食文化の地域に行けたのは

ちょっとだけ人生の経験値を積めました。

普段名古屋とか関西圏の方と仕事する機会が多いのですが

話に聞いていた冷やし中華にマヨネーズは

関東の冷やし中華より酸味が控えめなんですね。

特に違和感なく食べられました。

岐阜って言ってもほとんど名古屋な感じで

スーパーにも味噌系の惣菜が多かったり

味噌ラーメンも赤味噌味だったり

とにかく味噌文化ですね。

初日にみんなと行った居酒屋で食べたどてかつが

すごく美味しかったです。

味噌カツ系あんまり好きじゃないんですけど

美味しい所の味噌ダレは絶品です。

 

岐阜城の近くのホテルだったのですが

ご存じの方には常識なんでしょうけど

山の頂上にあるので立ち寄るのも出来ませんでした。

ホテルも予約してあったんで最後に泊まって朝帰っても良かったんですが

早く帰って色々やらないといかんので

15時に仕事を終わらせてそこから400キロ強ドライブをして

21時半頃に埼玉に帰ってきました。

東名で帰ってくると景色がつまらないので

中央道を使ってせめてもの観光気分でした。

景色が良くてつい寄ってしまった諏訪湖SAでしたが

温泉もあるみたいなので機会があれば観光に行きたいですね。

ていうか諏訪湖SAに温泉施設が既にありました。

おっさんが一人で食べるソフトクリームも最高でした。

諏訪湖寄りにテラス席があるスタバがあって

そこからの景色です。

諏訪湖の端っこからの景色ですが

写真一枚じゃ収めきれないほど大きな湖です。

8月の花火大会のときはSAを封鎖してしまう旨の張り紙がありました。

間違いなく最高の景色が観られるのでしょうが

SAに車が殺到して危ないですからね。

もったいないですけど仕方ないですね。

 

 

こちらは7月の29,30日に行われた入間川の七夕まつりの前日の様子です。

旧暦の解釈で普段は8月上旬に行われるそうですが

今年はちょっと早く開催されたようです。

祭りの当日も行きましたが

かなりの人混みとすごい数の屋台が並んでました。

夕方は屋台の煙で一帯が白くなってました。

当日は人が多すぎて写真撮ると映り込んでしまうので

特に撮りませんでしたよ。

 

もう旅ブログと化して参りましたが

ある意味本望です。

こんな感じで普段から忙しいとか言ってるのは

移動距離と移動時間が凄いせいでもあります。

ちなみに車移動なので全部自分で運転してます。

ゴールド免許は4回目の継続中。

心と体をすり減らしながら運転する毎日です。

 

それと8月の中旬に

南極観測船しらせに乗ってきます。

現在のしらせじゃなくて引退した先代のしらせなのですが

どうも毎週土曜日に千葉で乗れるようで予約しておきました。

宇宙よりも遠い場所と言う大好きなアニメがありまして。

観てない方は取り敢えず観てみて下さい。

老若男女、オススメです。

現在のしらせでは無いにしろ

乗れるなら乗りに行くよねって感じですし

本来はスクラップが決まっていた

先代しらせの保全に少しでも役に立てるなら

私としても嬉しい限りです。

税金をしょうもない無駄使いばっかりしてないで

南極観測隊みたいな活動にもっと充ててほしいです。

埼玉生まれの子供たちにも

海を見せてあげられる貴重な機会です。

 

それとコーヒーの話も一応しておきますが

コーヒー豆の仕入れはですねえ・・・

またアホみたいに値上げラッシュされてるんで

買い控え中です。

買い控えすぎて溜まってた数千ポイント失効してしまいました。

現在の時点で5年前の倍近い卸価格です。

値上げも心苦しいのでそのままの値段で

販売を続行している銘柄もいくつかあるのですが

もうぼちぼち値上げしてしまうかと思いますが

ご理解頂ければ幸いです。

 

今回はこんな感じで。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月9日から2週間前後お休みします。

はい毎度です。

 

着々と体が壊れ続けている今日この頃でございますが

10日程前にめでたく人生初のぎっくり腰まで経験して

また一つ経験値を積むことが出来ました。

ちなみに腰は中学生の時に運動のし過ぎで2度同じところを疲労骨折しています。

疲労骨折した辺りに激痛が走ったので心配しましたが

幸いぎっくり腰で済んだので回復傾向でございます。

みなさんも指導者選びは大切に。

そこらの学校の素人顧問の言う事を真面目にやりすぎると

私みたいになります。

 

さて先日はちょっと浅草に仕事で行ってきたのですが

コロナもなんか落ち着いた事になってるみたいで

外国人観光客の皆さんで平日でも割りと賑わってました。

マスクはもう観光客の方はほぼ付けておらず

日本人も付けてない方が多い感じですね。

マスクが外れる日常をずっと待っていたのに

自分自身がコロナに罹患した経験があるので

まだ自分のマスクは外せない感じです。

マスク生活になってほとんど風邪ひかなくなりましたからね。

私がマスクを外すのはもう少し先になりそうです。

いつもこの辺に来る時は車なんで

さっと通り過ぎてしまうのですが

歩いてみると中々面白い構図になるポイントがありました。

みなまで言いませんがブツが乗ってる建物がアサヒビールの本社です。

人間の燃える心を表現しているんだとか。

浅草駅を降りてちょっと歩いて

吾妻橋という橋を渡って墨田区側に行くとこの光景があります。

ビルド&スクラップの日本ならではの光景ですね。

浅草の地元の皆さんは本当に人情が厚いと言うか

昔ながらの人付き合いが残っていて大好きな街です。

ランチでも美味しい店がそこら中にありますね。

 

さて関係ない話はこれくらいにして

7月9日から2週間程度岐阜の方に出張になります。

なので全ての販売ページを一時的に閉鎖しております。

以前から出張の話はぼちぼちあったのですが

子供が4人いる関係で

直前で他の仲間が行ってくれる事になったりして

どうにか回避していたのですが

今回は諸事情でちょっと行く事になりました。

なのでお知らせが直前になってしまいごめんなさい。

今午前1時なんでこのあと寝て、

400キロちょっと運転の予定です。

帰ってきて落ち着いたら販売再開致しますので

大変心苦しいのですが

お待ちいただけますと幸いです。

 

 

 

 

メルカリShops開店!

はい毎度です。

 

私は腰痛が酷いのでトゥルースリーパーを買ったんですけど

三女が「スポンジ」呼ばわりしてました。

目を離した隙にちょっと毟って遊んでました。

高いのでやめて。

私レベルの腰痛持ちになるとトゥルースリーパーも効果薄いです。

腰には硬い所で寝るのが良いんですけど

硬い所でずっと寝てると体痛くなるし

加減が非常に難しい。

 

という事でメルカリの方に

身分証、保健所への許認可証、食品衛生責任者証を

画像化して提出。

ショップ申請して申請が通ったのでショップを開設しました。

特に保健所関係の許認可が無いと

食品系は申請が通らないので

ショップは信頼の証でもあります。

今は法律が変わって

食品衛生責任者証と保健所への許認可は

セットで必要なので

モグリでやるにしても

こういうのはちゃんとやりましょう。

ちなみにコーヒー関係の資格は現状あんまり興味ないです。

資格持ってれば美味しいコーヒーが提供できる訳でもないので

アピールと自分の肯定感にはなりますが

知識より大事なのは味覚とセンス。

でも自分をアピール出来る肩書は大事ですよね。

 

店名はRoastery The Oneです。

作って頂いたロゴが相変わらず大のお気に入りです。

やっぱりこういうのはお金払って

ちゃんと作って頂いた方がよろしいですね。

作って頂いたクリエイターさんには

今でも感謝がいっぱいです。

マグカップとかに使えるデータもあるので

自分用に作りたいです。

 

とりあえず生豆だけの提供です。

これで他の方と

個人アカウントとの差別化も出来るので

焙煎豆も復活させようか思案中。

 

なんでショップ登録したのかと言うと

一番のネックだった

在庫の数量設定ができるようになったので

売れたらまた商品ページを作り直すという作業が

無くなりました!

 

保健所関係の許認可と食品衛生責任者証の提出もしてるので

私が商品ページを作る時は

冷蔵や冷凍でも配送も設定して良い事になってます。

とりあえず冷蔵や冷凍の配送はする機会ないのですが

やっておいたほうが良いでしょう、という事で。

 

配送は相変わらずクリックポストですね。

らくらくメルカリ便でクリックポストと同じ様な

ネコポスが掛け払いで出来るのですが

残念ながらネコポスだとちょっとサイズオーバー。

クリックポストを出しに行くより

セブンイレブンに行ったほうが近いので

ネコポスも機会があれば使いたいですね。

 

ネックなのが入金が遅いんですよね。

月末締めの翌10日払いなので

月初めに売れると40日程度かかってしまいます。

商売として考えるなら割と普通なんですけどね。

あとカテゴリ分けが大雑把すぎて

ちょっと不便。

後は送料込がデフォっぽいです。

 

生豆だと付加価値を付けにくいのですが

キロ以下の小分けする業者って凄く少ないのと

真空パックな事位ですかね。

 

とりあえずネット系のショップは

実店舗と違って動きが遅いので

そっと見守り中です。

 

2022年のCOE入賞豆をオープン記念に

300g999円と言う本当に赤字価格で出してますが

まだ売れてないくらい動きが遅いです。

アジア圏で初めての行われたCOE入賞豆なんて

もちろん良い豆ですし

凄く良い記念になると思うのですが・・・

 

メルカリショップも

応援していただけると嬉しいです。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主にナイスカットGについての回

はいどうもです。

 

私のお豆の購入者様は体感ですが大体97%位の方が

豆のままで購入して頂いてます。

BASEの方での販売実績も増えてきましたが

多分まだ粉での注文って無いかと思います。

 

普通の焙煎豆屋さんでは

粉のお客様が多かったりするみたいなので

相変わらず驚異的な割合です。

 

BASEの方は去年の12月にショップの総数が

190万を超えた様ですので今は200万弱位でしょうかね。

ショップランキングを見たら15000台でした。

上位1%に入ってますね。

素直に嬉しいです。

SNSでなんの告知もしてないし

ブログにすらURLを貼ってないのに。

 

それでですね、お豆のまま購入して頂いてる方が

多いようですので今回は電動グラインダーの中でも

私が買ったナイスカットGのお話をちょっと致します。

電動ミルとも言いますね。

電動グラインダーも今はかなりの種類がありますので

今回はナイスカットGを中心で。

昔はボンマック、ナイスカット、みるっこの比較が

多かったので

そういうのを書いても良いのですが

どれも高騰し過ぎですし

今はお手頃価格な電動グラインダーも多いので

比較の記事はやめて

自分の買ったグラインダーの回にしましょう。

年明けの記事でも書きましが

昔のモデルが故障して直そうとして

最後の最後に落としてしまって断線して

もう直すのやーめたと

ちょっとした逆ギレの勢いで捨てた

ナイスカットミルからの買い替えです。

 

なんかこのダンボールの中にまたダンボールって

外箱も商品の一部なのでやってることの意味はわかるのですが

違和感ありますよね。

 

昔のモデルはナイスカットミルだったと思うのですが

今はミルの文字が消えてナイスカットGになってるご様子です。

箱にGRINDERと書いてあるのに元々ミルって名前だったので

どっちなんじゃいと言う感じですが

ほんとどっちでも良いんですよ。こういうのって。

 

私のは蔦屋家電の復刻カラーであるカリタブラックなので

到着まで一ヶ月ほどかかりました。

到着までの間はフジローヤルのR-440で挽いたり

手回しで挽いてました。

電動に慣れてると

手回しは結構辛いですねー。

モーターハウジングのラインが本体とマッチング仕様だったり

少し色味が違うようです。

カップの質感もちょっと違う?

マットな質感のステンレスカップ

レトロ風なカリタの刻印が気に入ってます。

 

まだ一回も使ってないですが

昔の樹脂製の受け缶も取っておいてあります。

こっちのほうは先が筒状なので

ちょっと挽き豆を袋に入れたりする時に便利。

 

昔のナイスカットはオン・オフスイッチが背面にあったので

全面下部に変更された今のモデルを使い始めた当時は

挽く時に手を背面に回したり、スイッチを探したり

そりゃ間違えましたよ。

 

ただ慣れると全面下部のスイッチの方が

圧倒的に使いやすいです。

特に私の場合スペース的に縦置しかできないので

前のモデルは片手で掴んで収納場所から一回出して

横置きにして背面のスイッチを触ってたのですが

ダイヤル目盛りの変更やオン・オフが

縦置きのまま移動せずに出来るのは

物凄く有り難い。

因みに豆ダンパーとか言われる

一度豆を溜めて、スイッチをオンにしてから

豆ダンパーをスライドさせて

グラインダー内部に落とす機構ですが

ネクストGには付いてますが

ナイスカットGには付いていません。

個人的にはスイッチを入れてから

すぐ豆を投入すればいいので

家庭用だと別に要らないのかなと感じます。

 

それとメーカーが意図した設計の様ですが

初代ナイスカットミルより挽くのが遅いですね。

豆の摩擦熱を抑えたり、

モーターへの負荷を減らす為のようです。

豆への摩擦熱は家庭で淹れる

コーヒーに使う分量では

気にする程じゃないと思ってますが。

豆ホッパーも大きさは一緒です。

規定容量100gまでから50gに変更。

 

挽目自体はかなり細かく挽けるようになってました。

エスプレッソには向きませんと書いてありますが

マキネッタ位には十分でしょう。

エスプレッソは専用のグラインダーを使うと

風味がぐっと良くなりますので

中々家庭用では難しいかと思いますが

エスプレッソに凝りたい方は

専用のグラインダーを用意しましょう。

 

商品のレビューを見ると

挽目について書いてる方が

結構いらっしゃるのですが

グラインド式とカット式の違いを理解せずに

書いてる方が本当に多くて

それで挽目がなんたらとか言うのは

メーカーさんがちょっと不憫です。

 

saitohcoffee.hatenablog.com

グラインド式とカット式の記事を

引っ張り出してきましたので

お時間がある方はこちらもどうぞ。

 

それにしても

ナイスカット、ボンマック、みるっこは

安価な模倣品の様な物が出る始末で、

日本のコーヒーメーカーも

数十年前は模倣品からのスタートだったので

なんとも言えない気持ちですが

家庭用にブランドや高価というステータスを

あまり重視して物作りをしないで頂きたい気持ちもあります。

しかしながら嗜好品としての側面もあるコーヒーの世界では

仕方ないのかなと思ったりもします。

 

私個人としてはコーヒーは皆様にとって

身近であって頂きたいのです。

 

それと私はカリタさんの信者でも

回し者でもないです。

もっと言うとガジェットオタでもないので

このメーカーだからと言う理由で

決めることはありません。

あくまで性能とか自分に合った

使い勝手でしか選ばないので

ただ、ナイスカットGは良いグラインダーでしたと

最終的にはそういう感想です。

皆さんはお好きなグラインダーを買ってくださいね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのブルーマウンテン、本物ですか?

はいどうもです。

なんだかんだ記事を更新すると

読んでいただける方が居るようで

有り難い限りでございます。

 

書きたいことは沢山有るのですが

前からちょっと書きたかった

ブルーマウンテン、以下ブルマンについてちょっと書きたいと思います。

 

スペシャルティが当たり前の今では

特にコスパ面であーだこーだ言われがちです。

近年の高騰相場に引っ張られてか

若干控えめな部類ですが

ブルマンも2割か3割位は値段が上がってます。

商社さんからのお知らせによれば

23年クロップは15%位また上がるとのことです。

 

昔はハワイコナとブルマンと言えば

高級コーヒーの代名詞だったわけです。

 

実際ブルーマウンテンってどんな豆なんじゃいと

そういう話なのですが

ブルーマウンテンは品種ではなく

ジャマイカのブルーマウンテン地区(山脈)の

標高800~1200mで採れるコーヒー豆の総称です。

800mより少し低い地区の豆は

ブルーマウンテンの名称を使えないので

ハイマウンテンとか付いてますね。

2000mクラスのお豆を焼く私としては

1200mでもわりと低めな標高です。

 

品種としては今でもティピカがメインなのですが

近年の人気低迷により?

ゲイシャのブルマンがあったりもします。

 

2013年とか14年辺りですかね

さび病と言われる

コーヒーノキが枯れてしまう病気が蔓延したのと

その前の年のハリケーンの影響で

倒木や海水の巻き上げによる

ダブルパンチの大きな被害で

全滅に近い状況になりました。

さび病は日本でも普通に発生しています。

ポツポツと部分的に葉が枯れてるようになってしまう

アレです。

 

多くを幼木から植え直してる間に

スペシャルティが当たり前の状況になった日本は

個性的かつ高品質なお豆を

ブルマンより手の届きやすい価格で入手できるようになり

ブルマン離れと言える状況になりました。

そもそも美味しくないとの意見もありますが

恐らくそういう方は個性的なコーヒーがお好きだったり

以前の物より焙煎の幅がかなり狭いので

焙煎設計が良くなかったり

豆に合った抽出が出来てない

コーヒーを飲んだだけのような気もします。

突出した風味は無くても

バランスの良さは未だに王者と言えると思います。

 

ほとんどのお豆を日本向けに輸出していた

一帯の農園は苦しい状況に立たされ

ピッカーを雇うことも出来ない所もあるようです。

ピッカーを雇えなければ収穫も進まず

折角育てた実を腐らせてしまうケースもあるようです。

 

そんなブルマンですがNO.1からNO.4までの規格が存在しており

通常NO.4は流通しないので実質的にはNO.3までなのですが

NO.1の中でも農園名が付いた銘柄、

農園名が付いてても価格も品質も通常な銘柄、

さっき書いたゲイシャ種でのブルマンもあり

NO.1の中でも更に特別なブルマンというのも存在します。

 

それでまあブルマンについて

騙されない為の予備知識というか

ちゃんと覚えておいた方が良いですよーと

そういう部分を書くので

是非購入の際の参考になさって下さい。

 

まずNO.1と書かないでブルーマウンテンとだけ書かれてる豆は

ほぼNO.1では無いと思って下さい

NO.2の時点で仕入れ価格は確か安いNO.1の半値程度です。

今や通常流通してるスペシャルティグレードと比べても

標準的な価格帯と言って良い水準。

NO.2以上に高い銘柄は私が取り扱ってる中にも沢山あります。

 

ブレンドでしたら

30%以上ブルマンを配合しないと

ブルーマウンテンブレンドと表示出来ません。

NO.2やNO.3でも30%以上配合していれば

ブルーマウンテンブレンドです。

他の国の豆なら30%以下でも冠していいよとか

ちょっとややこしいルールもあります。

とりあえずブルマンは30%です。

 

原産国の欄は割合が多い国名から記載するので

パプアニューギニア、ジャマイカ等の順番の記載があれば

ブルーマウンテンブレンドだけど

ジャマイカ、つまりブルマン以外のお豆の方が多い事になります。

ブルマンが飲みたい、

つまり通常はNO.1のカップをイメージしてるのに

NO.2やNO.3が30%や30%を少し超える量だけ入ってて

後は他のお豆が入ってるが故に

ブルマンのお味は何処に行ったのかしらと

迷子を探すように飲む

割高なだけのブレンドが沢山あります。

 

ブルーマウンテンブレンド

NO.1表記が無く

原産国欄の先頭にジャマイカ以外の国名が記載されていたら

みなさんが思ってるブルーマウンテンとは

知らない人からすれば騙されたと感じるレベルの

ブレンドかもしれません。

ただ、これはルール内の商品です。

定められたルールの中で

「ブルーマウンテン」との表示が許されたお豆です。

これを本物か否かは各自の判断になってしまう訳です。

何の知識も無い頃の私でしたら

NO.1グレードで、ブレンドって言っても

しっかりブルマンの風味が残る程度は入ってるんだろうなと

思っていた事でしょう。

 

価格がブルマン単一よりかは安くなるはずなので

そりゃ同じ味になるわけがないのですが

私個人としてはあくまでブルマンの輪郭を保ってたり

ブルマンの素晴らしいニュアンスを生かした

ブレンドであって欲しいのです。

そういう工夫と努力の末に生まれたブレンドもあれば

そうでもないブレンドも混ざってます。

 

因みにブルーマウンテンの苗木を育てたと言う

パプアニューギニアの一部のお豆ですが

栽培環境や精製方法、保管や流通状況に到るまで

ブルーマウンテン地区で行われている事と異なりますので

話半分と思っておきましょう。

 

品種にブルーマウンテンとか書いてる

お宅ちょっといい加減にしなさいよと疑ってしまうレベルの

焙煎豆屋さんもまだ存在します。

こういう所ではモラルや知識、

コンプライアンスの著しい欠如が見て取れるので

こういうお店でお豆を買うのは言わずもがなです。

 

また、NO.1と書いてあっても

相場より著しく安い場合や

よく見るときちんと食品表示されてない

どこかしらで矛盾や勘違いさせそうな表示があるケースや

コンプライアンスが守れてなさそうな

質より量な感じの個人焙煎豆屋にポロッとある

ブルマンやハワイコナは

値段に飛びつくのではなく

一度この記事を走馬灯のように思い出してみてください。

ブルーマウンテンNO.1ではなく

NO.1ブルーマウンテンとか

NO.1品質のブルーマウンテン、

商品ページのどっかに何となく

ナンバーワンとかカタカナで書いてあるとか

ルールを知った上で

抜け道だと思ってやってるんでしょうが

不当表示、優良誤認で当然アウトです。

こういうの大手もやってるんですよ。

しかもナンバーワンって書くのは

お客様の感想の所とか・・・

お客様の感想らしいので

これはギリセーフなのかもしれませんが

明らかに確信的です。

なので店によってはもしかしたらブルマンですらない

なんか似てるような似てないような

お豆を高く買ってるかもしれません。

 

英国王室御用達?だかなんだかも

高いから王室の人も飲んでるだろうと

適当に書いてあるだけです。

 

私はブルマン大好きなんです。

ブルマンの一番良い所って精製の丁寧さで

決して普通の豆をただ高く売ってるだけじゃないんですよ。

この精製レベルのお豆を他の国から買おうとすると

ブルマンより高い印象です。

欠点豆の許容される割合も決まってる上に

きちんと守られていますので

焙煎後のお豆を見られる機会があって

お豆に割れや欠けが多かったら

違う豆を疑いましょう。

焙煎中や焙煎後に割れたり欠けたりすることは

余程酷い扱いをしない限りほとんど無いです。

 

こんな感じでちょろっとブルマンについて

書かせていただきました。

まだ思うことはあるのですが

敵を作ったり炎上で注目を浴びたい訳でもないので

ちょっとお口チャックしておこう的な事もありますので

とりあえずはこの辺で。

 

もう1つ、声を大にして言いたいことですが

生豆の商社さんはきちんとしたお豆を販売しています。

これは間違いないです。

 

焙煎豆にしても、きちんと信頼できるお店から

購入するようにしてくださいね。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここがダメだよアポロ焙煎機

えー

 

忙しい上に怪我とかしてました。

親指を切ってしまったのですが

切った先の皮膚感覚がなくなってしまいました。

自分の不注意でもあるし神経自体は治らないので

受け入れていくしかないですね。

指自体はきちんと意思通りに動きますので

良かったと思うことにします。

まあそんな感じです。

 

そして春です。

私は桜が花の中で一番好きです。

昼の桜でも夜の桜でも、ライトアップされてるのも

葉桜になっても大好きです。

普段首都圏を駆け回ってるので

休みの日は出不精になりがちなんですが

桜の花だけは


見に出かけます。

ここ数日の長雨と休みが合わずに

満開の時期には行けませんでしたが

満開の桜は車で通勤なので

都内の色々なところで楽しめました。

所沢の航空記念公園って所です。

ドッグランとかあるので

わんこ連れてる人が多いですね。

入園無料で施設内駐車場も2時間まで無料。

大きな広場が何箇所もあるし

ガチな競技じゃなければ

ボール遊びとかも大丈夫です。

フリスビーとかキャッチボールとか

楽器弾いてる人も居たり

今どきゆるーい感じの利用規約ですが

本当に市民の憩いの場って感じですね。

航空記念公園なので記念館とかもあります。

小中学生は100円というこれまた優しい入館料。

未就学児は無料。

大人は520円要求されます。

未就学児だけの入館は不可です。

コロナでしばらく閉館していたのですが

今回は入れたので子どもたちと入って入館してきました。

これ全部模型じゃなく本物です。

引退した機体なので近くまで行くと

傷とか塗装ハゲとかあるのですが

そういうのもまた本物を感じます。

ダチョウ倶楽部感。

 

押したらどうなるのでしょうか。

 

展示だけじゃなくて

確か一個だけ操縦席に座れるヘリがあります。

もうスイッチ類とかへにょへにょになってましたが

本物に座れる機会はそうそう無いですよね。

子どもが遊べるように

遊べるゾーンもありますよ。

小一時間位は色々遊んだりしてるとすぐです。

 

記念館の中のお店に

記念グッズはもちろんあるのですが

組み立てて公園内で飛ばして遊べる

飛行機のおもちゃがあったり

ボールとかシャボン玉も売ってました。

 

 

昔の航空機のプロペラって木なんですね。

一番右の綺麗なプロペラなんか芸術品の域ですね。

とてつもなく良い木を使ってます。

今作ろうとするとコスト面で採算取れないでしょうね。

 

 

とても良い所です。

機会があれば是非どうぞ。

以前行った桜の名所の飛鳥山もまた行きたかったんですけどね。

目黒川沿いなんかも大好きです。

まだまだ行ってない名所があるので

生きてるうちに行ければもう少し行きます。

 

はいそれで本題です。

しばらく使ってるアポロ焙煎機のダメなところを書きます。

今回はちょっと怒ってる部分もあるので

ちょっとお口が悪いかもです。

 

最近欠点や欠陥を直してない

どうでもいいマイナーチェンジして

名前が変わったようですが

実質的な再値上げですね。

70万近いです。

微圧計が固定できるようになって

ローストと冷却のレバーが付いたとのことですが

レバーが増えた分操作増えますねこれじゃ。

私は焙煎機を分解してますので

旧型は完璧な切り替えができないことも承知しています。

しかしその部分は焙煎時には関係ない設定になる筈なので

安易にレバーを増やしてまでやることじゃないんじゃないかと。

焙煎を失敗するときなんて

ほんとどうでもいいポカミスから発生するので

とにかくポカミスを誘発するような

作りにするべきではないと思うのですよ。

 

微圧計も固定の箇所ではなく

自分の好きなところに設置できるのが良いところなのに

固定箇所にいちいち屈んで目線を

微圧計の目盛りの位置に持って行かないとダメです。

しかも筐体デカくしてアングルを増やして

アングルに微圧計付けただけですからね。

不便さを含めたロマンを求めているのではなく

焙煎機というのはロースターが描いてる焙煎設計を

如何に早く、楽に、豆を焼き上げられるように

作り上げていくべきですし

世界標準はタッチパネルで火力や排気は数値化されて

半自動や全自動で少ない手数で行うのが主流なのに

日本の焙煎機は行き遅れた

数十年前の基本設計のままなのが

非常に気になってる部分ではあります。

以下、具体的にアポロのダメな所。

 

排気ファンと排気系統のクリーニングをした時の画像なので

濡れているのはご了承下さい。

ここの筒の根本のつなぎ目が重なってる所ですが

ちゃんと繋がっておらず穴が空いています。

もちろん排気効率が落ちます。

ダクトテープで塞ぎました。

 

焙煎機本体とサイクロンの接合部ですが

こちらも作りが荒く、隙間が開いてるので

ダクトテープで塞いであります。

よく見ると一箇所だけではなく所々隙間がありました。

指が入りにくい上に

見えない所なので見た目が汚いのはごめんなさい。

でもちゃんと塞がりました。

 

一番イライラするのはここです。

数字が書いてあるプレートの後ろにある

六角で閉めるキノコみたいなナベ頭のネジ。

ここを外さないとシロッコファンにアクセスできません。

 

プレートに邪魔されて、後ろの四角い部分に邪魔されて

上の銀の丸い部分にも六角レンチの侵入を邪魔されます。

イライラが最高潮に達したところで

手前のプレートを外してからやると

いくらかマシになることに気がつきます。

プレート外しても斜めに六角レンチを差し込まないとダメなので

先がボール状になってる長い六角レンチを使わないと

穴がナメてしまいます。

ビスを締める際も長い六角レンチからポロポロ落ちて

本当に回しにくいです。

こうして頑張ってファンをピカピカにしています。

クリンカと呼ばれる油分が混じった薄皮のカスは

水だと中々落ちないので

油用のマジックリンで落としてます。

で、ファンの軸にちょこっとオイルを差して

新品状態に戻してあげます。

この作業は物凄く大事なので

こういうのが苦手な人とかやりたくないって人は

本格的な焙煎機の導入はやめた方がいいです(断言)。

 

ちなみにメンテが終わって

排気系統の穴も全部塞いだら

勢いもかなり強くなって

排気のダクトから

とんでもない量のチャフが吹き出てきます。

もうこの部分は欠陥に近いです。

楽をするための電動焙煎機で

巻き上げられたチャフが吹き出てくる排気とか

焙煎時間より掃除のほうが長かったりします。

最終的にダクトの先に不本意ながら

排水口ネットを被せて使ってます。

サイクロンの中にフィルター的な物を入れると

排気の効率が落ちてしまうので

冷却と排気は最大に出来るようにして

最終的な出口で調整するのがベターかと思います。

売店も排気最大だとチャフが飛ぶので

最大にしないでくれとか

訳の分からない事を言っておりますが

売店が言う設定にしても

チャフが飛び出て来るんですよ。

キッチンのフード内に

ダクトを吊り下げて固定しているのですが

排水口ネットを使わないと

フードの中と下がとんでもないことになります。

 

マイナーチェンジをして値上げまでするなら

なんでこういう所を改善しないのか

私も色々と作る側の人間ですので

憤りを感じてしまいます。

あとそうそう、思い出しました。

チャフトレイも形状が悪く

ナチュラルとかチャフの多い精製法のお豆だと

投入規定量の500gでもチャフが溢れて

バーナー部に落ちてチャフが燃えてしまい

煙臭が豆についてしまいます。

これで今まで何度か焙煎をやり直してます。

これは焙煎途中にチャフトレイを少し引き出して

マキタのサイクロン掃除機でチャフだけ吸ってます。

このチャフトレイも出しすぎると

排出口のレバーに干渉して

焙煎中に排出口が開いて豆が出てきてしまいます。

一回豆が出てくると排出口に挟まって

閉まらなくなるので

焙煎やり直しです。

これは2回か3回やらかしました。

ケチらないでマイナーチェンジするなら

排出口にロック機構付けて!と

エゴサした販売店や製作サイドの方に

この記事を見ていただきたいなと思います。

 

電動の焙煎機を買ってみたいという気持ちは

十分に理解できるのですが

一日にキロ単位で焼かないなら

本当に手回しの方が楽だし早いです。

70万近い値段なら尚更です。

買わなくていいです。

私も次これと同じ焙煎機買うかと聞かれれば

買わないです。

 

そんな感じで後半はちょっと怒りモードでしたが

ちゃんと愛情を持ってメンテして

大切に使っていますよ。

 

あとメンテに関してですが

ワイルドさんも他のメーカーと同じく

というか頼み込めばやってくれる

他よりも酷いかもしれませんが

ファーストオーナー以外

メンテは頼めないと思っておいてください。

モーターとか温度計とかは型番がわかるので

取り付けだけできればなんとかなるかと思いますが

筐体部分の損傷等の修理はダメそうです。

 

そんな感じでまた長くなりすぎたので

また今度何か書きますー。

ではでは。

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます

えー月並みなご挨拶ですが

新年あけましておめでとうございます。

 

子どもたちの成長が目まぐるしく感じるくらい早くて

親としては嬉しい限りです。

寝る時は小3の息子と手を繋いで寝ます。

息子が先に寝てても勝手に手を繋いでます。

 

12月はもうずっと忙しくて毎日体力が0になっておりました。

損傷してた半月板の調子もとりあえず良くなりつつある感じです。

自分で調べたらもう治らないとか恐ろしいこと書いてあったので

どうなるか不安だったのですが

今回は治るケースだったみたいです。

正月休みはちょっと親戚に挨拶周りとかしてから

とにかく一日中グータラしつつ

めっちゃギターの練習してました。

もう27年位ギター弾いてるんですけど

まだまだ課題が山積みです。

仕事してても休んでても一週間なんてあっという間ですね。

 

年末は大体何かトラブルが起こる我が家ですが

2022年の年末は家の愛用のナイスカットミルが壊れました。

一回挽くたびにヒューズが飛ぶ状況で

買った当時より値上がりしまくって今修理に出すと

購入金額より修理代が高くなってしまうので

ダメ元で一回分解して直そうとしてみたんですが

おおよその故障原因は特定できたものの

最後に組み直す時に落としてコードが切れてしまい

もうハンダ付けし直すのもめんどくさくなって

逆ギレして捨てました。

故障原因はカーボンブラシの消耗によるカーボンの粉が

モーターをおかしくしてしまい、

過大電流によるヒューズ切れを頻発させる感じでした。

綺麗な摩耗の仕方だったのでカーボンが無くなった訳では無かったです。

 

去年替えて全然消耗してないまだまだ使える替刃もあるので

でも懲りずに同じ刃が使えるナイスカットGを購入しておきました。

基本カリタ好きですしね。

こっちはモーターにカーボンの粉がこびりつくのは

対策されてるのか知りませんが

対策してあると良いなあ。

大体カーボンの寿命まで使うとなると

一般家庭では20年か30年位は持ちそうですね。

まあコードの劣化とかもあるんで

10年使えたら買い替えるのが安全じゃないかと思います。

 

ネクストGにしなかったのは価格面よりも挽くのが遅いのと

静電気の除去装置があることです。

静電気の除去によって微粉が本体に残らないメリットはありますが

その微粉は受け缶の中に入ってしまうんです。

なので敢えてネクストGじゃないモデルにしました。

豆ダンパーもモーター回してから豆投入すれば良いだけですし

仕上がりの挽目が少し変わるのかは知らんのですけど

味に差は出ませんし。

 

みるっこは静かなんですが

ナイスカットより一回り大きいので

今までナイスカットを置いてたスペースにはちと狭いのと

片手で持ち上げるのはちと辛い重量なのと

挽くのが早すぎて豆が飛び散るのが嫌

あと見た目がちょっと好みじゃないです。

みるっこはちょっと前にグラインド臼から

カット刃タイプも出ましたけど

グラインド臼のイメージが強いです。

 

コマンダンテも考えましたが

大体2人分一回で挽いたり

多い時は家でも5人分とか一回で挽くので

いくら高性能でも手挽きだと

めんどくさくなっちゃう可能性が大なので

今回は無し。

 

正直、国産の電動グラインダー全般値上げし過ぎです。

みるっこも昔は3万円台ですからね。

大して性能差がない中華製の電動が1万円台半ばとか

1万円を切るような価格の物もあるので

国産をリピートする時代でも無くなって来てしまったのかなと感じます。

日本がまた強い国になる日は来るんでしょうかね。

 

こんな感じでまた新しい1年がスタートしました。

まだまだ未熟な私ですが

本年もよろしくお願いいたします。

ではまた。