さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

講習!

えー毎度です。

 

先週初めてコーヒーの講習を行ってまいりました。

趣味もここまで拗らせてくると仕事と変わりませんね。

 

忙しすぎて講習に使う豆も当日の朝焙煎するほど予定ぎっしり。

ありがたいのですが忙しいにも度が過ぎてます。

 

車で一時間ほどの所にある先方のお店にお伺いして

オーナーさんと店舗の責任者になる予定の方をメインに

○タバの元店員さん等も来ていました。

 

蔓延防止措置の中ですので

休業中の店舗にお邪魔したのですが

講習のため店舗を開けてたら常連さんが何人も入って来ました。

入ってこなくてもお店を覗き込みに来る地元の方が沢山。

めっちゃ地元に愛されてますね。

入ってきた常連さんにも講習中に淹れた私のコーヒーを振る舞いつつ

実にアットホームな雰囲気の中の講習でした。

 

お写真は相手方のプライベートな部分も多々あるので

特に写してきませんでしたよ。

 

まあしかしカウンター内に立つとあのカウンター越しの

ビニールの垂れ幕みたいな飛沫防止シート、

めっちゃ邪魔です。

このご時世仕方ないんですが

飲食店の店員さんは大変な思いをされてるんだなと

あらためて感じました。

 

良いドリップとはなんぞやと

ス○バの元店員さんに講釈垂れるのは恐縮ですが

基本となる3投で仕上げるドリップを数値化というか

マニュアル化して誰でも短期間でお客さんに提供できるように

私が今まで培ってきた物を凝縮して

かつあんまり最初から詰め込まないようにしました。

それにしてもスタ○の店員さんって自分が思ってるより

すっとコーヒーに詳しくてびっくり。

コーヒーの話が出来てとても嬉しいとおっしゃってました。

 

それでですね、なぜ数値化するかというとですね

例えばハンバーグみたいに膨らんだ豆が少ししぼんだら

蒸らしは完了みたいな

言葉だけの曖昧な教え方は良くないと思ってまして

蒸らしにしたってガスの抜け道の出来方は毎回違くて

早いうちにハンバーグにガスの抜け道の穴が出来るときは

しぼむのが早いですし

中々穴が出来ずに長い時間膨らみ続ける事もあるので

そういう教え方だと蒸らしの時間がバラつき

仕上がりまでの設定時間も曖昧になって

当然仕上がりもバラつくからです。

 

まあそんな感じで数値化したマニュアルを実践していただいて

相手の方もやはり料理のセンスがある方のようで

覚えも早く、すぐに良いドリップが出来るようになっていました。

今回の講習はあくまで基本を身につけるためですので

コーヒーに関して良い悪いの感覚が身につくまでは

決してオリジナルな事はしないこともしっかりとお伝えしてきました。

 

4投で仕上げたほうが良い豆や、

挽目を変えたほうが良いケースなどあるのですが

まずは基本を徹底的に養って頂くことが

一番大切かなと。

基本ができなければ応用も出来ません。

 

ぶっ続けの4時間程の講習の中

半分は雑談だった気もしますが

楽しかったと言って貰えて良かったです。

 

ドリップスケールは市販のキッチンスケールだと良くないので

私の方で持参で行いましたが

やはりアカイアのドリップスケールのレスポンスの速さは

こういう時に真価を発揮しますね。

 

私自身も講師と言う立場に初めてなり

とても勉強になりました。

また先方のカフェの話が進んだら

最低でももう一回は講習したいなあと思います。

 

書きたいことも山程あるのですが

また書きましょうね。

とても眠いので今日はもう休みます。

明日は久しぶりに

目覚ましアラームを設定しないで寝られそうです。

ではまた。