さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

直火式エスプレッソが最近また美味しい

 

ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 1カップ

ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 1カップ

 

 

アイスコーヒーとか水出しコーヒーって作るのが意外と面倒なんですよね。

最近我が家では直火式エスプレッソ(マキネッタ)が大活躍。

松屋式とか水出し用のポットで作り置きしておくのでも良いんですが

気分で飲みたいものが変わるのでその都度作るようにしてます。

やっぱり飲みたい時に飲みたい物を飲むのが一番美味しい。

 

私はコーヒーに砂糖ミルクを入れる事に全く抵抗が無いので

よく直火式エスプレッソに砂糖とミルクを入れてラテにします。

あくまでコーヒーの味のバランスを保つ適度な量を入れるのがポイントですけどね。

直火式エスプレッソは豆の量も1杯6g~7g程度で作れるのでコスパも抜群なのです。

 

昔はデロンギのやっすいエスプレッソマシンを持ってたのですが

結構音もうるさいしちょっと掃除やメンテも結構手間なので

いつの間にか使わなくなってお湯が漏れるようになって来てしまい廃棄。

 

今はビアレッティのモカエクスプレスを2サイズとムッカエクスプレスを使い分けています。

日本では直火式エスプレッソと言われていますが

本場ではこのマキネッタで作ったコーヒーを「モカ」と呼びます。

イエメンとかエチオピアの豆の品種でもありますよね、「モカ」。

スタバとかでも深煎りコーヒーにチョコシロップとかをかけたものを「モカ」と呼びます。

 

全部別物です。

なんとなくでいいからモカはいろんな名称に使われてると覚えておいたほうが良いかなと思います。

 

話を元に戻しましてこの直火式エスプレッソ、凄く手軽で美味しいんです。

水を入れて粉を入れてコンロにセットして出来上がりを待つだけ。

持ってる人には解説不要ですね。

 

ただ守って欲しいポイントは弱火、これは絶対です。

早く沸くように最初だけ火を強くしたりも考えられますが

これも時間を誤ると焦げ臭さの元になりますのでできれば最初から最後まで弱火で良いと思います。

ハンドルが焦げてる人は要注意、多分そのモカは焦げてます。

深煎りの豆の香ばしさと高温すぎるコーヒーの焦げ味は全然違いますからね。

モカエクスプレスの場合はコーヒーが最後まで出終わるちょっと前に

コンロから下ろすようにしましょう。

完全に出終わると「シュコー」と音がするのですが、この音が鳴る前です。

この「シュコー」が聞こえたらちょっと焦げ臭いモカが入っています。

慣れてくると「シュコー」の前の「コポコポ」で頃合いがわかります。

 

数回作ってみればコツは分かると思いますが、最後の調整を自動でやってくれる上にクレマも作ってくれるブリッカがあります。

 

少しお値段上がりますがこれもオシャレですね。

このデザイン性の高さも魅力的です。

 

ビアレッティ ブリッカ 2カップ 1938

ビアレッティ ブリッカ 2カップ 1938

 

これは2杯用なので12g位豆を使います。

極細挽きを使って下さいと書いてありますがこれだと細かすぎて上手く抽出出来ないので細挽き程度のほうが良いと思います。 

 

出来上がったら普通に砂糖を入れて飲んでも良いですし

お湯を足してアメリカーノにしても良いですし

ラテにしたり氷を入れてアイスにしても美味しいです。

アメリカーノもドリップと違った味わいでより複雑な味がします。

氷を入れても濃いままで飲みたい方はマキネッタに入れる水の量を少し減らして下さいね。

 

豆は自分のケニアをオイルでテカテカになるくらいまで焼いてます。

圧力をかける抽出で氷を入れてアイスにしても風味が生きてて雑味の引っ掛かりが無いシングルって本当に少ないです。

昔は同じ抽出をしてアイスにすると少し引っかかりがある焙煎だったのですが今の焙煎を確立してからスイスイ飲めて直火式エスプレッソ特有の余韻もしっかりあります。

調子こいて2カップを一日3回飲んでたらカフェイン酔いしてしまいました。

飲み過ぎ注意ですね、気をつけねば。