お陰様でラクマの方での評価が150になりました。
ありがとうございます。
一時期より売れてるペースは落ちてるのですが
外でも販売してますのでまあちょこちょこぼちぼちと言った感じでしょうか。
メルカリでも販売再開して少し売れているのですが
この時期はあんまり売れない時期なんですかね。
全体の出品から売り切れの物を探してみてもあまり売れてませんね。
メルカリはラクマと違って一般層の方が多いので
安価に設定したブラジルとかが出やすいと思ってましたが
今の所あんまりそういう訳でもないみたいですね。
私のサントスより高いコモディティグレードのサントスを買ってる方も結構居たり。
上手く良いところをアピールして
販売するのも販売側の努力だと思いますが
コモディティグレードをサントスNO2だからといって最高級みたいな事を書くのは
ちょっとおかしいんじゃないかなと思います。
コーヒー豆の規格の基準って各国滅茶苦茶で
グアテマラやコロンビアのように標高で決まる国もあれば
ブラジルは欠点豆の数で決まったり
ケニアみたいにクロップサイズだけで分類されてしまう国も有り
それらはもちろん風味の品質とは必ずしも一致しません。
この区分は市場で取引されるためには必要で
全て一定の品質の確保には繋がる事は確かですが
日本の様にスペシャルティがすぐに手に入るような国や地域では
その確保された品質は低いラインと言わざるを得ないものであると思います。
サントスNO2
モカ・シダモ
キリマンジャロAA
マンデリンG-1
ペルー 有機栽培
量産店の主力と言える辺りの銘柄ですが
こんな感じの表記ですとなんかそれなりの豆に見えます。
ですがお米で言えば◯◯産業務用ブレンド米みたいな物です。
はっきり言ってかなり安価です。
私は安いからと言って家で業務用のブレンド米は食べたくないです。
日本でもありますよね、一等米とかの表記。
虫食いの有無とか形が整っているかとかで
直接的に味については触れていません。
これと似たようなもので
食味ランキングの特Aがコーヒーで言うスペシャルティグレードみたいな物です。
大事なのはこっち。
モカ・シダモはグレード書かない所が多いですね。
この価格帯はG-4と言うグレードなので表示したくないからだと思います。
私のメインの商社さんはスペシャルティメインですので
等級の区分はアピールするどころか
表示すらしてない銘柄が沢山あります。
市場を介する物ではないので記載する必要は無いのですが
豆の説明としてわかりやすくするために
銘柄によっては目安として記載しているものもあります。
買い手が読み取らなければいけないのはサントスの等級がどうのとかではなくて
生産者、品種、栽培方法、精製プロセス等でなければ
豆を理解することもできないですし
安全で美味しい物は提供できないと思います。
またそういうのを理解してわからない人にも説明できたり安心して
召し上がれるように提供するのも製造側の努めです。
コモディティが悪いと言っているのではありません。
このクラスが世界の主力であり、一番ニーズがあります。
大手の商社や問屋さんはどこもきちんと販売しています。
コモディティを都合の良い言葉だけ見繕って売るほうが悪いのです。
顔が見えても見えなくても、商売下手だと思われても
私は職人でありたいと思う次第であります。