さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

今年一年ありがとうございました。

ようやく仕事納めもできまして少し落ち着きました。

今年の4月から売れ始めるようになって

一年丸々ではありませんが焙煎の勉強も沢山できました。

真空シール機も送料分ではありますが同梱時値引き出来るようになったので

ひと手間かかりますが導入してよかったなあと思います。

 

ご贔屓にしていただいた方々には

年末分は少しサービスで発送させていただきました。

 

今年特に良かった豆はスポットで仕入れたパナマフィンカルイスのパカマラですね。

在庫復活したらまた買いますけど次の販売は来年になっちゃうかもですね。

あのクラスの豆は欲しくてもホイホイ買える物じゃないんですよ。

他店様ですと焙煎豆200gで送料別3000円位ですね。

送料込み210g位で1380円、私頑張りましたよ。とっても。

いやらしいので販売中は他店様との価格の比較は言いませんでしたが

皆さんからの評価は凄く良かったです。

 

後、個人的に出来が良かったのはグアテマラエスペランサですね。

カッピングプロファイルにメロンとか書いてあるんですけど

テストで何度か焼いてる時、

確かミディアムローストの時だったと思いますが

焙煎して数日したらもろに香りがメロンだった時があって面白かったです。

基本は柑橘系の酸味がメインな感じですよ。

浅煎りが苦手な方でもシティ位まで焼くと酸味が優しい甘みに変わり

クリーンで甘みのある感じになります。

欠品予測は最初12月末か中旬位だったのですが

売れ行きが良かったようで11月中旬位には売り切れたのかな。

静かに売り切れていく様子がちょっと怖いです。

自分の気に入ってる豆が売り切れると困るからでしょうか

殆どの店はレビューや感想を書いて情報共有をしません。

私も今は書きません。

欲しい豆が売り切れたら困りますからね。

問屋の方はもう売り切れたのですが多めに仕入れてありますので

気になる方はお試し下さいね。

 

コロンビアのティピカとブルボンは定番化ですね。

スタンダードな風味ですがスペシャルティとしての資質も兼ね備えていますので

シングルはもちろんブレンドのベースにも優秀です。

コロンビアというとあまりパッとしないイメージがあると思いますが

生産性を求めるあまり、風味の劣る品種を増やしすぎた事が

イメージの低下に繋がってしまったようです。

近年はまた風味重視の品種に移行しているようですね。

 

ボツになった豆は以前書いた枯れた生豆の奴だけです。

ここの問屋さんの豆はちょっと様子見ですね。

選別などは凄く良かったので鮮度の良い品評会クラスの豆が出れば

また考えたいと思います。

 

全部の豆の感想を書いてたら長くなってしまいますので

まあ今回はこのくらいで。

 

今年一年、いろいろな豆に出会えました。

これも皆様のおかげです。

眠くて辛いなあという日もありましたが全て良い経験です。

今年もあと僅かです。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

私は全力で放心状態になってアマゾンプライムの番組を見たいと思います。

あと元旦以外は焙煎するつもりですので

年始用の豆が欲しい方は今からでも是非。