さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

グアテマラ エスペランサ ベガのハンドピック

豆はかなり綺麗な方なんですけどね。

しっかり焙煎前もハンドピックします。

今回は一時間半ほど行いました。

楽しい作業でも無いのですが気は抜けませんね。

基本的に仕事中でも気が散るので作業BGMはかけないのですが

ハンドピックの時はかけちゃいます。

自分でハンドピックしたことある方ならわかると思いますが

決して楽な作業ではありません。

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私の場合トレイに出すのは一回でこれくらいです。

大体7~8割程度にして豆が重ならないようにと

かき分けた時に豆の横側も見られるようにします。

これくらいの量をかき分けて、ひっくり返して

少量ずつ丁寧にハンドピックします。

虫食いが殆ど無いのは助かりますが

それでもしっかりと確認。

ザルに掬ったまま指突っ込んでやってる人も居ますが

あんなんじゃしっかり見れないです。

余計時間がかかっちゃいます。

豆が重なる状態でのハンドピックはあんまり意味ないですね。

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今回の欠点豆は2キロ位に対してこれくらいです。

割れ欠けと黒ずんでしまった豆が結構あります。

欠点豆ではないような豆も見られますが

総合的に判断して形が悪くなくても弾くものも結構あります。

一回で一時間半位で集中力が途切れてしまうので

これくらいやったら休憩。

長時間やるなら一時間につき10分程度は休憩したほうが良いと思います。

集中が途切れたらちゃんとできないですしね。

今回は見つからなかったのですが最近は小さいコンクリート片を2つ見ました。

焙煎してる時に落ちるであろう大きさでしたが

しっかりハンドピックしなければ

大きいものは最悪そのままパッケージングされてミルに入ります。

農園での作業工程的にどんなにランクが高い豆でも混入する可能性はあります。

だからこそ最終的に提供する側がしっかり確認しないといけません。

一番多い異物は豆袋の麻のカスと言うか繊維ですね。

マイクロロットと呼ばれる小さい規模の高品質な豆は

ビニールの真空パックです。

最近私も発送時真空パックに替えましたが

豆の状態が裏表一目瞭然なので焙煎豆を見た方から

わざわざメッセージを頂いたりしました。

最初のアロマブレスのクラフト紙のパックの時から

中身はあんな感じで提供させて頂いてるのですが

やっぱり褒めて頂けると凄く嬉しいですね。

ひと手間増えてしまいましたが脱酸素剤も珈琲用のものに替えてから

遠方の方でもパックが緩まないで届いているそうなので良かったです。

 

それとパカマラの残りが半分くらいになりました。

大体2週間位で半分になりましたので一ヶ月もつかどうかになりそうです。

原価がバカ高いだけあって多分今までで一番評判良いです。

気になってる方はお早めにどうぞ。

リピーター様だけの受付にしてからなんか注文が増えてる気がします。

イルガチェフの注文も多いですね。

グアテマラエスペランサも方向性は違うテロワールですが

良い豆ですのでまだの方は是非どうぞ。