さいコーな日々

珈琲を売る側から伝えるどうでもいい事とか珈琲のことですら無い日常のこと

夏はコーヒーが売れない&エイジングのお話

暑くなってきた途端に全然売れなくなりました。

考えてみれば世の豆屋さんも早い時期からアイス系の豆や商品に力を入れてますね。

私もこの暑いのにホカホカのドリップコーヒー飲みたくないですもの。

エアコンガンガンな時はまた別ですが。

ここの所ほぼ毎日数バッチ焙煎していたので2日焙煎しないだけでもうしばらく焙煎してない気がします。

 

世の中のアイスコーヒーは価格も安いので

中々スペシャルティだけを扱ってる私のような所だと

どうしても不利というか良さを伝えにくいのかなと。

 

市販のアイスコーヒーって大体ロブスタ種と言う豆がブレンドされてまして

安価なのですがアイスコーヒーに合っていて癖になるんですよね。

スペシャルティの味を損ないますし欠点豆の量が凄いので、私は特に扱うつもりはないんですけど

ロブスタにしか無い魅力と言う物もあるんです。

 

スペシャルティのアイスコーヒーも美味しいのですが

まだまだ世の中には浸透していない感があります。

 

それと暑い時期のエイジングのお話ですが

特にこの時期は焙煎豆のエイジングが難しくて

私も早く美味しくエイジングする方法がいまいち確立できてません。

少し日数をかけて良いのなら冷蔵庫の野菜室がベターなのかなと思いますけど

それでも深煎りだと飲み頃まで一週間位はかかってしまうのかなと思っています。

特にこの時期に締め切って外出したりすると

部屋の中はかなりの温度になってしまうので常温ですと上手くエイジングが出来ません。

一応出来るだけ豆の風味がおかしくならないように「密閉して冷蔵または冷凍」と

商品ページに表示させていただいてますがある程度は常温でもいいと思っています。

ただ人によって環境が違うので一概に常温でいいですよとは言えないですし

話がややこしくなるので商品ページには書いてませんけど。

 

基本的に飲み頃をお伝えしてますが飲まないで下さいと言うほどの意図はありません。

地域によっては焙煎した次の日に到着したりするので一応お伝えしてる位な感じです。

 

焙煎して次の日でもこの時にしか無い味になりますので

毎日の変化を楽しんでいただくのも通だと思いますし

好きに飲んで頂ければいいと思っています。

 

皆様も常温と冷蔵、冷凍を使い分けて美味しいコーヒーを飲んでくださいね。